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ディベート力
2017年05月15日 Life Style

異文化コミュニケーションとディベート力

おはようございます。K2代表永田です。
みなさんの中には外国人の同僚とお仕事をしている方もいるかと思います。
先日、長く海外勤務経験をされた方々と職場における異文化コミュニケーションの話になり、日本人はディベートが苦手だとか、文化の違い云々、いろいろ面白いなぁと思ったので書いてみました。

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ディベートって何だろう?

まず、ご存じない方もいるかもしれないので、ディベートとは何か?をご説明します。日本語に訳すと『討論』や『議論』のことですが、何故かビジネスの場だとディベートと言われることが多いです。

ディベート(debate)とは、ある公的な主題について異なる立場に分かれ議論することをいう(広義のディベート)。討論(会)とも呼ばれている。
ディベートは、厳密にはディスカッション(discussion)や単なる議論とは異なるものであるが、一般にはこれらの区別なく「ディベート」ないし「討論」と呼ばれることが多い(最広義のディベート)。この語法は既に定着している部分もあるが、誤った使い方であるとの見方も根強い。
参考:wikipedia

討論と議論の違いって結構分かりにくいですよね。ちょっと簡単に整理してみます。

討論

「賛成」か「反対」か?「和食」か「洋食」か?立場の異なる2派が議題に対して話し合うことです。出来れば第三者にジャッジしてもらい、最終的にどちらが正しいか?決着をつけます。

議論

一つのテーマやモノごとに対して、全員が意見を出し合います。誰の意見が素晴らしいではなく、最終的にはテーマやモノごとを最善に導くことが理想で、勝ち負けのようなものはありません。

この討論と議論がぼんやり混じったものが、今ビジネスシーンでよく使われるディベートだと僕は理解しています。

予測大好き日本人!!

満場一致で、「日本人は予測出来ることが好き」という話になりました。

意見は言わない方がいい

日本の職場では上司が指示を出したら、大抵「はい!」と答え、判らないことが多少あっても粛々と進めていきます。「これは絶対おかしいよなぁ」「失敗する」「効率が悪い」と思うことがあっても、余計な波風を立てない方が得なので黙って粛々と進めるケースが多いです。いわゆる、ことなかれ主義ですね。

だんだんこういう体質の企業は少なくなってきていると思いますが、まだまだ古い体質の企業ではこんな感じのコミュニケーションが存在するのではないでしょうか?

予測不可能時にうろたえる

例えば、部下に指示を出すとき、「指示」から「実行」の流れは大体スムーズに運ばれます。もし上司が指示を出した時に逐一「それは何故する必要があるのですか?」と聞かれたら、きっと上司は面倒なヤツだと思うでしょう。もし部下に指示の不手際を指摘されたら、そのことにうろたえてしまう人もいるのではないでしょうか?

意見を言われるのは予測不能な事態であり、それを口ごたえと解釈してしまう人も少なくありません。

海外勤務経験のある人にはよくある話だと思うのですが、彼らは逐一説明してあげれば納得してくれるのです。まぁ、面倒ですが・・・

彼らが指示に対して意見を言ってくるのは「攻撃」してきているのでは無く、ごくごく当たり前の疑問として「質問」してきているだけなのです。

ここを勘違いして、トラブルに発展してしまうケースも稀にあるようです。

ディベートが苦手な人手を挙げて!!

日本人はディベートが苦手だという話をよく聞きますが、学校でトレーニングする機会が無かったことも要因の一つかもしれません。

自分が攻撃されている気になる

ディベート慣れしていない人は、自分の意見に別の意見が加わった時に、攻撃されていると勘違いしてしまうことがあります。まったくの問題外ですが、意見されたことで逆上して相手の人格を攻撃してしまう人、自分の力を誇示する人、などもまれに見かけます。

傷つけてしまうか心配

「せっかく出してもらった意見に何か言ってしまうと相手を傷つけてしまうかもしれない。」このように心配する方もいるかもしれません。でも、せっかく出してもらった意見だからこそ、より良くする為にいろいろな意見を重ね合わせた方がいい時もあります。

ディベートの討論タイプ・議論タイプ

ディベートは人に対してではなく、モノごとに対して行われるものです。どのようにして行えばいいか、討論タイプ、議論タイプに分けて図にしてみました。

討論タイプのディベート

討論タイプのディベート
ひとつのモノごとに対して、意見の分かれる者同士で討論します。どちらがより良い意見かを評価する人がいて、概ねどちらかの意見を採用します。

議論タイプのディベート

議論タイプのディベート
モノごとをブラッシュアップしてより良い結果を生むために意見交換します。

どちらのタイプのディベートでも注意しなければならないのは、相手の人格を否定・攻撃してはいけないということです。

異文化コミュニケーションとディベート力のまとめ

予測可能な条件下であればモノごとは大抵スムーズに進みますが、現代の世界情勢や経済状況は果たして予測可能でしょうか?

予測不能な時代に予測大好きな日本人がどこまで世界で戦っていけるのでしょうか?考えるととても不安になります。

少し前に、「段取り力」という言葉が流行りましたが、予測不能な時代だからこそ「段取り力」よりも「アレンジ力」が問われるようになってくるのではないか?と僕は考えています。なにはともあれ、ディベート力もアレンジ力もトレーニングが必要ですね。

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