文化・芸術・クリエイティブ実験室 / 上野・浅草 / WEB/IT/インバウンド
おはようございます。k2代表永田です。3連休みなさんいかがお過ごしでしたか?
今日はK2で実践しているメディア活用法と考え方について少しお話ししてみようと思います。メディアと言ってしまうと少し縁遠く感じてしまう方かもしれませんが、このブログをご覧の皆さんの少しの参考になれば幸いです。
メディアというと、ひと昔前であれば「テレビ」「新聞」「雑誌」「ラジオ」を思い浮かべたかと思います。今では「インターネット」と「テレビ」でしょうか。
インターネットといっても「WEBサイト」や「youtube」「SNS」「AmebaTV」など、今では多種多様なメディアが存在します。もしかしたら後数年はテレビもインターネットのひとつのアプリになって、
「メディア」=「インターネット(オンライン)」
という時代になるかもしれません。
『2019年から大きくて邪魔なテレビが不要に。ネットでの同時放送が解禁され、テレビ局存亡の危機へ』
さて、このメディアの本来の意味とえば、一般的に以下のように言われています。
メディア(media)とは、情報の記録、伝達、保管などに用いられる物や装置のことである。媒体(ばいたい)などと訳されることもある。記録・保管のための媒体とコミュニケーションのための媒体とに大別することができるが、両者には重なりがある。
参照:wikipedia
つまり、ここではメディアは『モノや装置』を指しています。次にコミュニケーションにおけるメディアについて考えてみましょう。
メディアは、コミュニケーションの媒介項として存在していることが多い。情報がある人から別の人へ伝達される際には、その間に何らかのメディアが介在している場合が多い。
参照:wikipedia
これらを見てみると、メディアはなんらかの情報を人から人へ伝達するための仕組みと考えることが出来ます。
もしあなたの会社が大企業であれば多額の費用をかけて、テレビやインターネットを使い広告を打ったり、マーケティングをしたり、メディアを使った何らかの販促活動をしたことがあるかもしれません。
一方、中小企業ではメディアが遠い存在になっているケースを頻繁に見かけます。それは多くの中小企業でオンラインメディアがきちんと活かされていないからです。
WEBサイトの役割は大凡いくつかのカテゴリに分類することが出来ます。
『会社概要のパンフレット』『事業/商品のイメージを訴求する資料』のみの活用だと、上手にメディアとして活用しているとは言えません。あなたの会社も素敵なデザインのWEBサイトを作って満足してしまい放置していませんか?
きちんと「情報」を発信して「ファン」を作り出すことが、オンラインメディアとしての上手な使い方です。しかしながら、自社のWEBサイトのみでいろいろなことを実施しようとすれば、多額の開発費用や膨大な時間を要してしまいます。
では一体、せっかく作ったWEBサイトを、どのように運用すれば効果的なのでしょうか?
いくつかのオンラインメディアを駆使し、それぞれに役割を持たせて運用すれば、時間と費用を大幅に削減することが出来ます。
例えば、以下のようにして、アプローチからクロージングまでの導線を設計します。
SNSでブログを拡散して、商品やサービスに興味を持つ見込み層を増やします。
ブログを使って伝えたい情報を積極的に発信し、見込み層や顧客とのつながりをより身近にしてファンへと育成します。
事業/商品のイメージを訴求して、会社の概要がわかる情報を掲載します。『商品購入』『予約・お問い合わせ』など行動フェイズに入る前にキチンと情報が示し安心感を演出します。
SNSやブログからの流入で、モチベーションの高いファン層のアクセスを狙います。
検索で御社のECサイトへたどり着いたユーザーと、SNSのフィードに流れるブログの投稿を見てファンになり、そこからECサイトへたどり着いたユーザーとではモチベーションが全然違います。これらメディアの役割を十分に理解して運用すれば、膨大な費用と時間をかけずに効率のよい運用が出来ます。
インターネットでのつながりは比較的広くゆるいつながりです。そのつながりを強めて、説得力を与えるのに非常に有効なのがイベントやセミナーなどのオフラインメディアです。
冒頭で「メディア」=「インターネット(オンライン)」と申し上げましたが、実はプロモーションは「リアル(オフライン)」と上手につなぐことで効果を高めることが出来ます。
「リアル(オフライン)」のメディアは具体的に何か?というとイベントやセミナーです。例えば商品をプロモーションするためのイベントも、もちろんメディアとなります。ちょっとした勉強会やセミナーですらメディアになり得ます。イベントはモチベーションが高いファン層にアプローチが可能で、濃いつながりを構築することが出来るのです。
ちょっとしたイベントでもSNSを上手に活用すれば、ファンが想い想いに写真などの情報をシェアしてくれます。ファンからのシェアは企業側が発信するメッセージよりも『熱』と『力』があります。
イベント経験が無いと、集客人数や採算を考えて二の足を踏んでしまうこともあります。しかしながら、リアルでの『つながり』と『SNSでの情報拡散』を考えたら、その後得られる『説得力』と『つながり』はかなり強力です。
特に最近ではユーザーも各方面から情報を得られるので、企業が一方的に発信した情報は疑いの目で接する傾向があります。ところがファンからのシェアには共感がもて、「いいね」や「シェア」などに高いエンゲージメント、つまり何らかの「反応」を生み出すのです。
オンラインとオフラインのメディア活用、いかがでしたでしょうか?
まずは小さなイベントからのスモールスタートでも大丈夫です。イベントを開催してブログにレポートを書いてみて、是非SNSでシェアしてみてください。最初の反応は少ないかもしれませんが、回数を重ねるごとにファンは増え、強いつながりを作ることが出来ます。
私たちK2はWEBサイト制作・事業開発からイベント運営までまで一貫した戦略でお客様のプロモーションをサポートしています。オンライン・オフラインのメディア活用のご依頼はいつでもお気軽にご連絡下さい。
ケイツー・インタラクティブの出来ること