文化・芸術・クリエイティブ実験室 / 上野・浅草 / WEB/IT/インバウンド

失敗こそ成功の糧
2017年02月17日 Life Style

東南アジアの若者のチャレンジするエネルギーに心打たれる

おはようございます!K2代表永田です。
K2-Interactiveは「OnlineからOfflineへ人の集まる仕組みを作る」日本のITベンチャーです。最近では海外、とりわけ東南アジアのIT事情がとても気になっていました。
また、僕はベトナム、タイ、インドネシアの若い友人が多く、彼らのエネルギーには普段からとても感心させられています。
そうした理由から先週の話になりますが、経済産業省が主催するNIN2コミュニティーイベントに参加して来ました。

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そもそもNIN2とはなんだろう?

NIN2 (pronounced as “Nin-nin”) is a platform for foreigners living in Japan to show what’s happening right now in Japan.
This isn’t just a page for you to get to know the best and most interesting bits of what’s happening in Japan – it is also a platform for Japan-fans to interact with each other and get information about events regarding Japan which are happening throughout the world.

こちらのページは、日本に住んでいる外国の方が日本のいま発信をしているページです。
「いまの日本」「面白い日本」「楽しい日本」の情報だけでなく、日本国内外でイベントを開催し多くの日本ファンで交流できるプラットホームとなっています。
引用:フェイスブックページ

あまりネット上に情報が無いのですが、フェイスブックページがあったので掲載している情報を引用しました。
NIN2とは、かんたんに言ってしまうと『日本の出来事を共有する、世界中の日本ファンのためのプラットフォーム』なんだと思います。

イベントはパネルディスカッションとプレゼンテーションの2部構成でした。開催された内容の詳細は割愛しますが、そこで僕が感じたことをここでお話し出来ればと思います。

ベンチャー精神あふれるエネルギー

パネルディスカッションではインドネシア・ベトナム・ミャンマーから、3人の若いパネラーが日本に対しての印象や日本との仕事などを語っていました。
まず受けた印象は、東南アジアの若者のエネルギーは本当に凄いです!彼ら3人に限らず、プライベートで付き合いのある友人もそうですが、やはり彼らには切り開いていくエネルギーがあると感じます。これは日本が本当に見習うべき(見習ってかんたんに出来ることでもないのでしょうけど。。)ことかなぁと思います。

彼らは恐れずにどんどんチャレンジしていくんですよね!ベースにある気質がベンチャー精神にあふれていると思いました。

一人の若者は最初座って話していましたが、途中から立ち上がりオーディエンスの前まで出て、身振り手振り交えてエネルギッシュに自分の想いを(日本語で)伝えていました。それだけで聞いている人は話に惹きつけられますよね。

大事なところは日本語で

僕が彼らのエネルギーの次に関心を持ったことはコミュニケーションについての話題です。もし日系企業で現地の人たちに日本人が何かリクエストをするとしたら、「現地語」と「英語」とどちらでリクエストした方がいいのか?と言う問いに、「日本語」がいい、とパネラーの一人が答えました。

理由は熱量です。

ビジネス公用語としての英語はコミュニケーションのためのツールではありますが「その人の、またはその企業の、熱量は日本語からしか伝わってこない」とのことでした。この回答には、本当に目から鱗が落ちる思いでした。僕も常日頃からお客様に「熱を伝えることが大切」と言い切っていますが、やはり「熱」は言葉の壁をも超えていくのだとあらためて感じました。

日本人に期待すること

もう少し見守って欲しい

彼らが日本企業(日本人)に対して感じることのひとつに、

失敗を許さない

ということをあげていました。

もう少し失敗や未経験を優しく受け止めて欲しいと言っていました。この言葉、つまり「失敗を許さない」を聞いて本当にガツーンと来ました。それは僕がまさにこれが「日本が元気無い要因のコア中のコア」だと思っているからです。こんな風潮じゃきっと誰もチャレンジしようと思わなくなっちゃいますよね。
失敗なんてするのが当たり前で、その失敗を目的に向かってどう改善していくかの方が100倍~150倍(当社比)大事なんです(笑
失敗あってのベンチャーなんですからね。そう、失敗こそ成功の糧。

同じ人間として見てください!

もう一つドキッとしたことは「同じ人間として見てください」という言葉でした。すぐに「同じ仲間として見てください」と言い直してましたが、最近技能実習生のネガティブで恥ずかしい話題がニュースに上がっていたこともあり、本当にドキッとしました。彼らの人件費が安いからとかそういうことではなく、ひとつの能力として受け止めた方が、よっぽど建設的で成果としても高いものが期待できると思います。日本人が持たないユニークな部分が、新しい革新的なことに繋がっていく可能性もきっとあると思います。

イベントに参加してみて

今回は、K2-Interactiveとして直接彼らとビジネスで関われるようなことありませんでした。しかし短い時間でしたが、彼らから本当に沢山のことを勉強して帰ることができ、非常に有意義な時間を過ごせたと思います。

現実問題として高齢化社会に日本は直面しています。若い彼らのエネルギーや日本人が持たない彼らのユニークな才能は、日本の未来のための助けになってくれると感じています。そして、それが一方通行ではなく、日本のユニークなところを彼らに提供して、日本・東南アジアの双方向(Interactive)の繋がりが、日本にとって、世界にとって、素敵な未来へと導いてくれたらいいなぁと感じました。

最後に、K2-InteractiveのMISSIONを改めて思うと、近い将来、彼らと手を取り合って事業をしているかもしれない。ふと、そんな未来を思い浮かべました。

チャレンジするエネルギーこそベンチャーの力だとほんと思いました。

私たちの使命

日本の未来が、より『元気』で『幸せ』になる事に貢献します。

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