文化・芸術・クリエイティブ実験室 / 上野・浅草 / WEB/IT/インバウンド

日本ラテンアメリカ友好協会
2017年05月25日 special

歴史・芸術・文化がテーマのプレゼン交流会 socialbar #05 レポート

おはようございます!カルチャーキュレーターの永田です。

かなりマニアックな話なのですが、みなさん神社で狛犬を意識して見ることってありますか?日本刀って触ったことありますか?
先日、粋プロジェクトが主催するプレゼン交流会 socialbar #5にメンバーの一員として参加しました。

今回は狛犬や日本刀、そして世界の民族ロック(ラテンアメリカ編)のプレゼンテーションを聞いてきました。

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socialbarって

そもそもなのですが、socialbarって何?を説明しますね。

socialbarは歴史・芸術・文化をテーマにしたプレゼンテーション交流会です。毎回2~3名のプレゼンテーターが約30分間、テーマに沿ってプレゼンテーションをします。プレゼン終了から約30分間、参加者全員が少人数(4~8人)に分かれて「自己紹介」と「テーマに沿った自分の考え」を他の参加者とディスカッションをします。

socialbarは、ただ聞くだけのプレゼンテーション会ではないのです。

タイムテーブルは以下のような感じです。

  • オープニング
  • プレゼンテーションタイム(30分)
  • コミュニケーションタイム(30分)
  • プレゼンテーションタイム(30分)
  • コミュニケーションタイム(30分)
  • プレゼンテーションタイム(30分)
  • エンディング

プレゼンテーターについて

プレゼンテーターには3つの枠があります。

プロフェッショナル枠

その道のプロフェッショナルの方にプレゼンテーションをしていただきます。初めてその分野に触れる人でもわかるように、かんたんにそして面白くお話ししていただくのがsocialbarの特徴です。

一般人枠

プロではないけど、メチャメチャ(ひょっとしたらプロよりも)詳しい人にプレゼンテーションしていただきます。オタク過ぎて笑えるものから、えぇぇえええ!!ここまで知ってるの!?っという方まで様々です。

シリーズ枠

プレゼンテーションで人気があった方にシリーズでお願いしています。現在は『民族ロックde 民俗学(Travelling Without Moving)』が月刊プレゼンテーション中です。

かなりマニアックでテレビなら深夜に放送されそうな内容が多いです。そしてsocial「bar」なだけに、お酒をちょっと嗜みながら粋に語らうイベントでもあります。

socialbarのbarはお酒を飲んだり、学んだり、コミュニケーションしたりする「場(bar)」なのです。

狛犬探訪

最初のプレゼンテーターは豊島伸枝さん。神社に行けば必ず見かける狛犬についてお話しいただきました。

狛犬探訪「狛犬って一体何?」からはじまって、近くは都内、遠くは海外にある狛犬まで実際に取材に行ってお話ししてくれました。

・・・。。。

えっ!?海外??(@@;)

そうなんです!!実際に台湾の神社にも取材に行ってきたみたいなんです。一般枠のプレゼンテーターだからってなめちゃ~いけないのです。

socialbarのプレゼンはガチです。

そして面白くなくてはいけないのです。

ふぅ、これプレゼンテーションするの敷居高いなぁww

僕のプレゼンは一回目で良かった、ほんとに・・・。。。ごにょごにょ。。

「散歩ついでに探してみよう!いろんな狛犬」のコーナーでは、「迫力系」「おもしろ系」「癒し系」と分類して、お散歩しているような感じで狛犬を一つひとつ解説してくれました。

どれもとても個性的で、同じ狛犬が無いんですよね。もちろん手作りだからでしょうけど、見ていてとても楽しかったです。

これから寺社に行った時には狛犬を注意して観察してみようと思います。

触れて知る日本刀

続いてのプレゼンテーションは日本刀。

・・・。。。

また凄いのキタな、これ。

このプレゼンテーションは刀道4段の剣士後藤佑介先生。後藤先生は靖国神社で真剣を使った四方払いをするなど、その道のプロフェッショナル中のプロフェッショナル。

最初は刀の部位を説明してくれて、刀にまつわる日本語などもお話ししてくれました。

日本刀を構えるそして、参加者全員が実際に真剣を持たせてもらいましたが、真剣は本当に重くて持つだけでも凄く怖いです。

socialbarには毎回いろいろな国の人が参加してくれます。もちろんプレゼンテーターも今まで台湾人、ベトナム人と日本人に限らず話をしてもらっています。socialbarは世界を知るという意味でも本当のLIVEイベントだと思います。

続いて脇差を分解してまた一つひとつ説明してくれました。至れり尽くせりで、初参加でも素人でもとても楽しむことが出来ます。

・・・。。。


別に池田屋で討ち入りの密談をしているわけではありません!

民族ロックde民俗学 ~Travelling Without Moving

最後のプレゼンテーターは豊島 秀俊さんの『民族ロックde民俗学 ~Travelling Without Moving』。この企画は前回とても面白かったのでシリーズ化になりました。世界中の音楽やロックの特徴や共通点などを豊島さんなりの定義、カテゴライズで解りやすく教えてくれました。


今回音楽の旅した場所はラテンアメリカ、情熱の風が吹いてきました。

意外なお話は、日本で人気のボサノバはラテンアメリカではあまり聞かれないということと、ボサノバに打楽器のリズムが乗ったのがサンバのクラシカルなスタイルだったというお話しでした。

世界の民族ロックは実際に音楽を聞きながら、地図を見ながらお話を聞くので、日本語が苦手な人でも充分楽しめる内容になっていました。

歴史・芸術・文化がテーマのプレゼン交流会 socialbar #05 レポート まとめ

socilbar #05のレポートはいかがでしたでしょうか?毎回毎回バラエティーに富んだプレゼンテーションと参加者たちのディスカッションでとてもとても盛り上がります。

狛犬探訪後のコミュニケーションタイムに、ネパール出身の方がいてネパールの寺院にも狛犬がいると話になりました。実際にプロジェクターでGoogle Mapと画像検索を使いみんなで見ていきました。そしたら本当にいたんですね、狛犬がネパールにも。ネパールと日本の狛犬のつながり、ここら辺も深堀していくと面白そうですよね。

そうなんです、socialbarはロマンなんです!!

次回のsocialbar

さぁて、来月のsocialbarは・・・。

  • The Dirt on Clean by Katherine Ashenburg「不潔の歴史」より抜粋・考察
  • 御祭神と日本の風土

こちらの二本立てです。見逃せませんね!!

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