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コンセプトはベンチャー・中小企業こそ必要
2017年06月19日 K2-Promotion

コンセプトはベンチャー・中小企業こそ必要

おはようございます、K2代表永田です。
みなさんはコンセプトにどんなイメージを持っていますか?
例えば、漠然とスターバックスの『サードプレイス』を思い出しす人もいるかもしれません。人によっては『クリエイターが作り上げるなんか難しそうなモノ』と考えてしまったり、『大企業がお金をたくさん使って作り上げるモノ』だったり・・・。
このブログをご覧の方はベンチャー企業や中小企業の方も多いので、専門的な分野と思われがちなコンセプトを身近に感じられない方も多いのではないでしょうか?
今日はコンセプトとその価値について少しお話ししてみようと思います。

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INDEX

コンセプトとは何か?

ネットでコンセプトを調べてみると大抵『概念』と最初に出てきます。漠然としかイメージ出来ないコンセプトが、さらに『概念』とか意味不明ですよね(笑

そんな意味不明なコンセプトについて、一緒に考えてみましょう。

コンセプトは当事者の想いを言語化したモノ

商品やサービスが存在する理由は、少なからず社会にある様々な課題(欲も含む)を解決するためです。また、商品やサービスを作り出す当事者は大抵の場合は自分自身にそれを必要とした原体験があるはずです。当事者が作り手でなくても同じことが言えます。つまり、コンセプトのきっかけは当事者の内面から湧き上がるものなのです。

原体験は「何かに凄く困る」「疑問に思う」と言ったネガティブなことから、「もっとこうすれば良くなる」とポジティブなことまで様々です。そこから、必要性を感じて『原体験』から『原動力』となり、自分の外側にコトが進みます。

その時の『原体験』→『原動力』の途中にある『「→」=「もやんとした熱」』が実はコンセプトの素なのです。つまりコンセプトは、元々当事者の中にあり、外部へ共感・共有させるために言語化したものなのです。

大事な所だからもう一回言いますね。

コンセプトは元々当事者の中にあり、外部へ共感・共有させるため言語化したものなのです。

コンセプトはこのように、必ずしもクリエイターじゃないと作れないわけではありません。とはいえ、『もやんとしたコンセプトの素』を言語化する作業はとても難しいです。それが『コンセプトはクリエイターが作り上げるなんか難しそうなやつ』と思わる一因だと僕は思っています。

何故コンセプトが大事なのか?

実は、クリエイターはコンセプトを作り出すことは出来ません。

えっ!?コンセプトメーカーみたいな人たち沢山いるじゃん!

って思っちゃいますよね。でもそれにはきちんとした理由があります。

理由はコンセプトの素は当事者の中にしか存在しないからです。クリエイターは当事者から『もやんとしたコンセプトの素』を引き出して、言語化する技術を持っているだけなのです。

コンセプトはプロジェクトメンバーの重要な評価指標

コンセプトは商品やサービスのあるべき姿を鮮明に描いた言葉です。それが明確になれば、開発からプロモーションまで、プロジェクトメンバーの関わり方が明確に見えてくるのです。つまりコンセプトは戦略を凝縮したもので、具体的な行動指針となります。迷ったときはコンセプトに立ち返ることでブレずに一貫したビジネスを推進することが出来ます。

消費者に対してのコンセプト

コンセプトは商品やサービスを利用する消費者へのわかりやすいメッセージでもあります。消費者の困ったを解決する体験後の未来を、明確にイメージさせなければなりません。つまり、消費者に対してわかりやすく焦点が絞られている必要があります。

良いコンセプトってどんなの?

それでは、どんなコンセプトが良いコンセプトなのか考察してみましょう。

引力のある言葉

元々当事者の内側にあったものを、外部(他人)へ共感・共有させるには引力のある言葉でなければなりません。かと言って必ずしも、プロが考えるカッコいいとか、かわいい、キャッチコピーのようなものでなければならないのかと言えばそうでもありません。(素敵に越したことは無いのですが・・・)

当事者の想いが込められている言葉に勝るものはありません。熱量があり共感を呼ぶコンセプトであれば多くの人を引き付けることが出来ます。

当事者意識を広める

コンセプトの原点は当事者の原体験にありますが、実は同じような課題に対して「困ったな」「解決したいな」と思っている人が他にもチーム内にいるかもしれません。

チームで原体験を共有しコンセプトを作れば共感の輪がもっと広がります。つまりきっかけをチームに提示して、コンセプトをチーム全員で作り上げる。そうすることで原体験を共有した当事者意識を持つチームが出来上がり、プロジェクトを強力に推進することが出来るようになります。

コンセプトから見たSEO

WEBサイトのSEO対策にも明確なコンセプト作りは重要です。

日本では2012年7月に導入されたパンダ・アップデートで、価値あるページは高評価の対象になりました。コンセプトに沿って価値ある記事を書くことは、当事者であれば誰にでも出来ます。きちんとしたコンセプトがあり商品やサービスのあるべき姿を鮮明に描けていれば、情熱の分だけページや内容に厚みを持たせることが出来ます。その結果、Googleなどの検索エンジンから評価の高いWEBサイトが出来上がります。

SEO対策に関しては、『検索エンジンフレンドリーで安定したWEBサイト運営』をご覧ください。

瞬間最大風速を狙うな

まず、結果的に瞬間最大風速に乗ることはとても嬉しいことであり、否定はしません。ただ瞬間最大風速、つまりトレンドを意識することは、コンセプトを軽視してしまうリスクもあります。

トレンド > コンセプト

最悪の場合上記のような図式が出来上がってしまいます。

もちろん資金の潤沢な大企業であればCMをはじめとした広告から瞬間最大風速を狙うのも戦略のひとつだと思います。しかしながら、資金に乏しいベンチャー企業や中小企業が体力勝負をしても勝つことは出来ません。コンセプト(足元)をしっかり固めて、地道にファンを増やしていくことこそが正攻法なのです。

コンセプトより大切なモノ

コンセプト作りから話が脱線してしまいますが、しばしお付き合いください。

企業であればコンセプトの上位概念に企業理念(CI/コーポレートアイデンティティ)があります。もしその商品やサービスのコンセプトが企業理念に反したり、かけ離れたりしていたら取り扱わないことを強くお勧めします。

企業理念 > コンセプト

企業理念にそぐわない商品・サービスを扱いはじめた時に、企業の存在意義が問われることになります。そうなるとまさに羅針盤を失ってしまった舟、そこで働く従業員はもとより、経営者自身もどこへ向かって行けばいいのか分からなくなってしまいます。

企業理念についてもまた改めて別の機会に詳しくお話してみたいと思います。

コンセプトはどうやって作るの?

最後に具体的にどうやってコンセプトを作ればいいか?一緒に考えてみましょう。

コンセプトの作り方を説明する前に大前提として、ここでのコンセプトの定義は以下の通りです。

『元々当事者の中にあり原体験から原動力へ変わるときに生じる何かもやんとした『熱』を、外部へ共感・共有させるために言語化したもの』

何故を考える

とにかく、何故それをしたいと思ったのか繰り返し考えることが大事です。一人で思い起こせないときは誰かと一緒に考えみてください。もちろんブレスト(ブレイン・ストーミング)をして沢山の人から意見をもらい、客観的に見つけるという作業でもいいです。

あなたは、何故それが必要と思ったのか?

とにかく何故を追求することが大事です。

何故が大事な理由は、『ブログやWEBサイトが更新出来ない時、「何故?」を繰り返しましょう。』もあわせてご覧ください。

言語化はキャッチコピーの世界

何故を見つけたら言語化します。

・・・何故を漠然と言語化するってなんか難しそうですね (^^;)

そこでコンセプトの目的を当事者を増やすと考えてみてはいかがでしょうか?

同じ課題を持つ人に伝える

つまり同じ原体験を持つ人に向かって言葉を作っていくということです。同じ悩みや課題を持っていても、ほとんどの人はそれを口には出しません。彼らをサイレントマジョリティ(直訳すると静かな多数派でしょうか?)と呼ぶこともありますが、多くの消費者がそのカテゴリに属しています。なので、コンセプトを伝えることで消費者の潜在的な課題を掘り起こしてあげます。

伝えやすいコンセプトにする

商品・サービスそれ自体のクオリティが良いことが大前提になりますが、コンセプトがユニークで、伝えやすいものであればクチコミされやすくなります。クチコミされやすいコンセプトにはキャッチコピーのようなテクニックが必要になってきます。キャッチコピーの作り方についても、このブログで改めて紹介したいと思います。

良いコンセプトの事例

具体的にどんなコンセプトがいいコンセプトなのか、事例を2つ紹介いたします。

スターバックス

  • コンセプト:サードプレイス
  • 成果物:自宅でもオフィスでもない新しい居場所
  • 指標:プレミアムな場所に出店

ウォークマン

  • コンセプト:持ち運び出来る携帯型音楽プレーヤー
  • 成果物:歩きながら音楽を聴く新いライフスタイル
  • 指標:ポケットに入る

この二つの事例は時代も業界も違いますが、とても素晴らしいと思い紹介しました。

ケイツー・インタラクティブのコンセプト

2007年創業当時からのVISIONでもある『ボーダレス・コミュニケーション』を事業コンセプトにしてまいりました。

創業当初は、IT知識の高い人と低い人のボーダレス・コミュニケーション、いわゆるリテラシー格差を無くすことに努めました。その結果、誰でもかんたんにホームページが作れるCMSツール『K2-PACK』を開発販売するに至りました。

  • 成果物:K2-PACK (CMSツール/アプリケーション)
  • 指標:リテラシー格差を無くす

2010年以降は、オンラインとオフラインの境界を無くすボーダレス・コミュニケーション、つまり OtoO (Online to Offline)のノウハウを重点的に開発してきました。

  • 成果物:一貫したプロモーションと事業開発
  • 指標:シームレスなOtoO

今後は、2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向けて、訪日外国人と彼らを迎える日本企業との間のボーダレス・コミュニケーション実現に注力していく予定です。

その第一弾としてK2代表永田はNPO法人日本ラテンアメリカ友好協会(JLA)にCCOとして参画しました。今後はJLAと連携しつつ、日本企業のグローバル化支援をしていきたいと考えています。

  • 成果物:(これから何が出来るのか?)
  • 指標:日本ファンを増やす

『コンセプトはベンチャー・中小企業こそ必要』のまとめ

『コンセプトはベンチャー・中小企業こそ必要』いかがでしたでしょうか?コンセプトはとても漠然としたものですが、事業のコアになる大切なものです。そしてコンセプトは誰か特別な人たちのものではなく、ベンチャー・中小企業にこそ必要なものです。

この記事が少しでもみなさまのお役に立てたら幸いです。

ケイツー・インタラクティブでは事業開発、プロモーションのお手伝いをしています。コンセプト作り、ブランディングでお悩みの方はどうぞお気軽にお問い合わせください。

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